小ぶりのリビングでしたが、二面に掃き出し口があり広さ以上に開放感のある間取り。
レイアウトを生かし、隣に配置した洋室の間仕切りをすべて閉じるのではなく、建具をつけない選択を行いました。

リビングと隣接する洋室は、インテリア格子でゆるやかな間仕切りを実現。
京町屋から着想された木の経年変化を思わせる丸みある格子は、LIXILの物です。
ゆるやかに目線を隔て、空間のアクセントにもなります。

キッチンは元々対面でしたが、壁を取り払い、ペニンシュラタイプの物に変更いたしました。
壁がないことで動線がスムーズとなり料理が運びやすいほか、複数人で使う際にも作業が行いやすくなりります。

元は狭く小さな靴箱しかなかった玄関は、隣の洋室を少し小さくすることで
シューズインクロークのある広い玄関となりました。
小さくなっても洋室は５．５帖確保できておりますので、十分な広さがございます。

お部屋全体は、ジャパンディを意識した木目のあたたかさが残るデザインにコーディネイトいたしました。